岡山学芸館高校虐め自殺

高校生が暴行苦に自殺か　全校集会開かれる

　岡山市の男子高校生の自殺に中学校の先輩２人の暴行が関与している疑いが持たれている事件で、被害者と加害者が通っていた高校で２０日、全校集会が開かれた。

　この事件は、今月１６日に自殺した岡山市の男子高校生（１６）の遺体から多数の打撲傷が見つかったもの。警察は、自殺した男子高校生を含む高校生３人を河川敷に呼び出し、１人に１週間のケガをさせた疑いで土木作業員（１８）と男子高校生（１６）を傷害の疑いで逮捕した。自殺した男子高校生の保護者は「いじめを苦にしたのではないか」と話しており、警察が傷害事件との関連を調べている。

　自殺した男子高校生と加害者の男子高校生は岡山市の同じ高校に通っていた。高校は２０日朝、全校集会を開き、事件について生徒に報告するとともに、いじめについて生徒にアンケート調査を行った。