Paul McCartney at the white house 01 Concert performance 01

  • 11 年前
ポール・マッカートニーが、ウェブチャットで大統領に関連するコンサートをほのめかしてから、一週間後、ホワイトハウスでのコンサートの詳細が明らかにされます。
マッカートニーは、2010年5月20日に30分間、ウェブチャットでファンと交流し、その時に近く発売されるウィングスのリマスターについて話し、ファンの質問について答えています。
マッカートニーは、「ホワイトハウスの事は、噂されていることだし、ヒントをあげよるよ。ホワイトハウスを想像しておくれ、そして演奏しているところを想像してみて・・・もし、ホワイトハウスに関する発表があったら、初めて聞いたこの時のことを、思い出しておくれよ。」と話しをしています。
そして・・・。
ビートルズが米国に上陸して46年経った、2010年6月4日、ビートルズの元メンバー・ポール・マッカートニーがホワイトハウスにて、オバマ大統領よりガーシュウィン(Library of Congress Gershwin Prize for Popular Song)・アワードを受賞し、スペシャル・パフォーマンスを行ないます。
同アワードはアメリカ議会図書館(Library Of Congress)がもうけたもので、長期に渡りポピュラー音楽に貢献してきた作曲家/パフォーマーに贈られるものです。
この賞は、2007年に設けられ、ポール・マッカートニーは、ポール・サイモン(第1回)、スティービー・ワンダー(第2回)に続く、3人目の受賞者となります。
このパフォーマンスの模様は、同年7月28日、アメリカでTV放送されます。
90分に渡るパフォーマンスは、マッカートニー自身による「Got To Get You Into My Life」でスタートします。
それにつづき、スティービー・ワンダー、ジョナス・ブラザーズ、ジャック・ホワイト(ザ・ホワイト・ストライプス)、コリーヌ・ベイリー・レイ&ハービー・ハンコック。
そして、エルヴィス・コステロ、デイヴ・グロール(フー・ファイターズ)ら豪華ゲストが「Drive My Car」「Mother Nature's Son」「Blackbird」「The Long And Winding Road」「Penny Lane」「For No One」「Band On The Run」などのビートルズ・コレクションを演奏し、マッカートニーの功績を称えます。
エルヴィス・コステロとの生共演が実現しなかったことは、残念としか言えませんが、これは共作によるビッグ・ヒットがなかったからなのかもしれません。
せっかく同じ場に居合わせながら、これはもったいないことだと思います。
しかしながら、エルヴィスの“ペニー・レイン”は、必見です。

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